2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

CD セックスピストルズ「NEVER MIND THE BOLLOCKS(勝手にしやがれ)」

あんな小説を書いておきながら、よくよく考えてみれば英検4級の自分は洋楽はあまり聞かんのであって、前にちょっと聞いただけのアルバムでした。ウィーザーとかも聞きたいけど、いまいち金が出せない。まぁ、とりあえずパンクがどうとか言うなら持っておきま…

純文学とパンクロックと恋愛について。 自分の理想の女性像は誰かっていうと椎名林檎ですね。それも十代のころ。純文学とパンクロックと恋愛に関してのピークというのは、それらの真髄を得た瞬間がピークなんです。その真髄を得た瞬間の初期衝動こそがピーク…

これだけ書いたって、誰も何にも解りゃあしないんだろ。

文字書きさんに100のお題、「合わせ鏡」更新。なんつーか、ねぇ。もう自分のこういうアンニュイを解ってくれる婦女子の方、募集中です。 - また部活のことで先輩と喧嘩した。色々話しているうちに「人を愛する義務はあるが、人から愛される権利はない。絶…

くるり、ワールズエンドスーパーノヴァを聴く。人間は、どこまで行こうと、どれだけ大人になろうと、ワールズエンドでスーパーノヴァな生き物だと思った。今はワールズエンドって感じだが、スーパーノヴァしたいなぁ。 「いつだって僕らは誰にも邪魔されず本…

小説 町田康「きれぎれ」

高校の時に一回読んでいたが、あのころは意味がさっぱり解らなかったが、今は解るのですよ。俺も成長したのう。で、感想ですが、す、す、すげー。途中まで「負けた。完敗。脱帽」などと思って読んでおり、あと一歩で小説を書くのやめようかと思った。が、思…

やばい。またひどく陰鬱な気分になってきた。もはや二十歳の童貞野郎が知ってはいけないことを知っている。愛を求めれば十字架を背負い、修行をすれば邪魔が入る。まぁ、それは世の定めなのでありますが、やはり解っていようがなんだろうが辛い。くるりのワ…

小説 町田康「人間の屑」(夫婦茶碗収録)

なんつーか、これまた良い小説である。完璧じゃないけど、相対的に絶賛せざるを得ない。まぁ、これを他人事だと思って読める人は幸せですね。何年もすれば、僕は「人間の屑」と呼ばれることになるでしょう。それはもう仕方ないな。

うおー、PRIDE結果見ちまったァアア!!!! 泣ける。心千々に乱れ、滅亡寸前。あと一歩で死ぬる。不自由というのは暴力だ。結局これだって片思いの一種なのですよ。「結果知りたくないけど知ってしまう」っていう。 - 先日、書いた小説があるのですが、まぁ…

小説 町田康「夫婦茶碗」

やべー、またこれも痛快である。つーか、やばいよ、マジ良いよ。正直な話、こんな小説を書ける骨のある人がまだ居たということにビビっている。まぁ、やはり音楽、特にパンクロックだろうな、この国の最後の砦は。 しかし、文庫になってない作品がいっぱいあ…

いやー、ついにPRIDEヘビー級GPだなぁ。楽しみ。 - 小説を書くにあたっての序文 いつだって僕ぁ愛の権化になろうとして、世界でいちばん苦悩している。三鷹市は禅林寺境内に向かい合って立つという太宰治と森鴎外の墓、そのふたつの墓石が合体、そして生まれ…

小説 町田康「河原のアバラ」(くっすん大黒収録)

いやー、良いね、これ。はっきり言って、今、現役の作家で、これだけ良いと思った人はいない。森鴎外や太宰治ほど好きではないけど、夢野久作、坂口安吾、芥川龍之介ぐらいは好き。 マークスの山とか乙一や西尾維新の小説とか面白いと思いますよ。だけれどね…

小説 太宰治「二十世紀旗手」

この本の解説をしている評論家ですら「太宰には甘えがある」と書きやがっているので腸が煮えくりかえる。 太宰大統領はね、全人類に対し「好きです。付き合ってください」と愛の告白をした男なのだ。振られるリスクを背負って、なお、そう言ったのだ。永遠の…

この世に希望は無い。無いものは信仰できない。自信は在る。信仰できる。 - 才能=(愛+誠)×平等×努力 -

とりあえず1150円ゲット!10円玉は数えていないが、1000円分ぐらいはありそうだ。 - うおおお、金発見! 世の中には514円の買い物した場合、600円を出すよりも、614円を出すほうが釣銭が整理される、という便利なシステムがあるのだけれ…

いちおう小説更新しました。 どう考えても、自分のベストの長さってこれぐらいの気がする。現代ではこれが通用しないのも分かるが、簡潔なのが好きなので、あまり会話文とか、独白文とか増やしたくない・・・。別にそれなら漫画にするし。 - 新入生がクラブ…

小説 町田康「くっすん大黒」

なかなか痛快で「傑作だなぁ」などと笑い転げて、一瞬の安堵。僕にっこり。

私信。 ありがたいお言葉頂戴しました。感謝します。 俺たちにとって、男とは、ファイティングマンで、花男で、弱男で、三流です。 たぶんね。 - 巡回。http://www9.plala.or.jp/ninja/ ロサンゼルス4月19日。名文かと。 巡回。http://d.hatena.ne.jp/acm…

昨日、森鴎外「堺事件」「阿倍一族」を読む。両方とも良かったなぁ。特に阿倍一族ではまた泣いた。一冊の本で4回ぐらい泣いているので、ただごとではない。実際、その文章、ただごとではない。自然。単純な美で言ったら全ての芸術をも超えている気はしてしま…

この日記を読んだ先輩達が隣の部屋で「どうしたらいいか分からない」という話をしているのを聞いた。はぁ、その程度でお手上げですか?そんなレベルで困っているから俺が怒っているのですよ。もう少し解るように書きましょうか? この一ヵ月半、僕を励ました…

生きる=一手及ばず負ける将棋を指す 最後まで続けるか。投了するかのどちらか。 - エレファントカシマシ「花男」より歌詞抜粋 「きさまに言うこと何もない 聞きたいことも何もない 俺は口もと笑いうかべて きさまを信じるさ」 男が男に送るエールはこれだけ…

「用もないのに、慌てふためき、辛ぇの何の〜♪」 うわ、ひどい。目が覚めて、下の日記を読んで、そう思いました。 サイゼリアでワイン2杯飲んで泥酔したまま書いたのですが、ひどいな。 でも、実際、思ったことです。何か状況が変わったわけでもないしね。 …

小説 森鴎外「最後の一句」

うーん、やはりすごい文章を書くなぁ。と思います。 バッター諸君、コンパクトにスウィングせよ。 - 去年の年の暮れ、「2005年の三月末までに彼女も友達もできなかったら死ぬ」という誓いを学食で立てましたが、これはマジです。今も変わりません。 冗談だと…

小説 森鴎外「寒山拾得」

素晴らしい。泣きながら読んだ。何これ。 内容というよりは、その美しい思考と文章に。 わっからないけど、現代文学には、こういうの感じないから好きじゃない。 - 結局、ラーメンズで爆笑してられるうちは素人。 - これはもう断言してもよいですが、男の自…

漫☆画太郎「地獄甲子園」

すげーなぁ。やっぱりすごい人だ。感動した。 この人の描く「人を信じる力」はリアルというか凄まじい。愛だとか青春だとかもね。 「青春は一度しかないんや!ていうか、今が青春なんや!」 うろ覚えですが、その通りです。 向かい風の中、よく描いた。そう…

ミルコ氏談話http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/column/200404/at00000163.html GP優勝の可能性を問われたミルコ・クロコップが「“空は青いか”と聞くのと同じだ」と優勝に絶対の自信を示すと、「今年は私の年になるだろう」とGP制覇を宣言。す…

小説 森鴎外「山椒大夫」

達人。である。 エレファントカシマシ、宮本浩次、御推薦の作品でございましたが、すごい。 まさに僕が書かんとしていることが超絶的な達人の筆致で描かれています。 森鴎外のすごいところは、「女は目が開いた」だの、そういう誰でも使いえる単語で構築した…

何で世の中には神様に結婚を誓ったのに離婚したりするキリスト教徒がいるんだろう。愚かさは罪だけれど、罪を憎んで人を憎まずなので、罪の方だけ憎みます。それでいいと思います。 本当に人類が克服すべきは、そのすれ違いを産む無自覚な愚かさです。それが…

CD ガガガSP「卒業アルバム」

「弱男」収録アルバム。なるほどなぁ。アルバムとしては「オラぁいちぬけた」の方が全然すごい。日本語パンクブームに対しての「オラぁいちぬけた」という宣言と、コザック前田の「弱男」という自覚と象徴こそが本当にすばらしく「オラぁいちぬけた」という…

もうすれちがってばっかりだ。本当にそういうことがあると酒が飲みたくなる。 すぐ誤解されるし、うまく伝えることもできないし、どうすりゃあいいんだ。 余裕がないし、24時間やらなければいけないことだらけだ。そういうときに、雑談を楽しくやることは可…

結論から言うと、コザック前田こそ、現代の太宰治です。 太宰治は、日本初の日本語パンク作家なのです。太宰治の「柔弱」の精神とコサック前田の「弱男」の精神は全く一緒。ほんまもんの愛の存在を知っていながら、その正しい表現の仕方を知らず、完全に伝え…