小説 太宰治「二十世紀旗手」

この本の解説をしている評論家ですら「太宰には甘えがある」と書きやがっているので腸が煮えくりかえる。
太宰大統領はね、全人類に対し「好きです。付き合ってください」と愛の告白をした男なのだ。振られるリスクを背負って、なお、そう言ったのだ。永遠の片思いを覚悟したのだ。本当に好きな女に告白をしたことがある奴なら、愛の告白がどれだけ勇気の要ることか解るだろう。それを甘えだと?
いいか、「太宰に甘えがある」と言った奴はそれこそ「悪に媚笑」してやがる奴なのだ。解ったか、ボケが。

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笑いのわかってない奴は何も分かってないのと同じだ。
自分は笑いはわかっているが、どう考えても才能がない。あまりフェチがない。駄目だ。

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あ、さっき書き忘れたけど、中島敦も相当好きです。

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