DVD ウルトラマン VOL.10

DVD ウルトラマン VOL.10

最終回だー。ゼットン強すぎる。一兆度の火の玉を吐く、ということなんですが、一兆度っていくらなんでもむちゃくちゃな。ゾフィーの「私は命を二つ持っている。そのひとつをハヤタにあげよう」発言も、どうかと思うよ。むちゃくちゃだよ。あと今までずっとウルトラマンは死んだと思ってたんですがカラータイマーが完全に消えてない感じだったし「まだ地球に残る」とか言い張ってたので極めて気絶に近い状況だったのかなぁ、と思うますた。



自分的ウルトラマンベスト10
一位 26、27話「怪獣殿下  前編 後編」ゴモラ登場。
前後編使うだけあって、力入っててよかったと思う。ゴモラの強さが強調されてたり、怪獣殿下の話もいいと思う。あれだけ怪獣出てて「怪獣なんかいないに決まってるだろ!」的なイジメが成立すると思えないんだけどね。怪獣は認知されてなくてもウルトラマン知名度あるし。
二位 23話「故郷は地球」ジャミラ登場。
元は人間だった怪獣ジャミラが人類に復讐にやってくる話。イデ隊員とかが「ジャミラと戦いたくない」と主張する中、パリ本部からは「ジャミラ抹殺」の命令が下り、葛藤とかが描かれている。さまざまなシーンの演出が奇跡的な出来。
三位 36話「射つな!アラシ」ザラガス登場。
攻撃されればされるほど強くなる怪獣ザラガスへの攻撃禁止命令を破ってしまうアラシと、珍しく「アラシは俺を助けてくれたんだ!」と熱血ぶりを見せるハヤタがよかった。
四位 2話「侵略者を撃て」バルタン星人登場。
バルタン初登場の回。東京のど真ん中に向けて新型核ミサイルを撃ち込む防衛軍は神。20億5000万人もいながら敗北するバルタン星人も神。「地球人だって23億人しかいないんだぞ」というセリフも時代が感じられて好き。
五位 34話「空からの贈り物」スカイドン登場
重すぎる怪獣スカイドンが登場。ウルトラマンも重すぎて勝てないし、どうしよう、みたいな。基本的にコメディ。馬鹿馬鹿しくて、こういう話作ってくれるスタッフもいいよなぁ、と思う。実際はお蔵入りになったりしがちだから。
六位 18話「遊星から来た兄弟」ザラブ星人登場。
地球人の味方のふりをしたり、にせウルトラマンに化けたり、ずるがしこさとか話し方とかザラブ星人のキャラがよかった。
七位 35話「怪獣墓場」シーボーズ登場
これもリアリティとかどうかと思うけど、怪獣供養をお坊さん呼んでやったりとか、怪獣の遺影とかそういうの面白いし、シーボーズの闘志のなさもよかった。シーボーズ萌えキャラですよね。女体化CGとかそのうち書こうかな。
八位 33話「禁じられた言葉」メフィラス星人登場
すごい強大な敵感のするメフィラス星人がよかった。「人類の心に挑戦する」とかね。でも知能指数18000は多すぎだろ。
九位 39話「さらばウルトラマンゼットン登場
地球侵略艦隊が現れ、科学特捜隊基地壊滅、ウルトラマン敗北など盛りだくさん。思ったより面白い最終回じゃないけど、最終回ぽくて好きですね。
十位 10話「なぞの恐竜基地」ジーラス登場
この辺になってくると、そこまで好きじゃないですけど、まぁ、狂気とか格闘シーンとかよかったと思います。



で、ようやく全部見て、まず思ったのは『基本的にメルヘン』。科学的なリアリティとか、SF要素とか、あんまり重視してない。ジェット機で、雨宿りしてる体長に傘を届けるとか、そんなメルヘン。
あと主人公であるハヤタの性格が異常。すごい優等生タイプだけど冷静、しかし時には熱血ぶりを発揮し、いざというときには頼りになる、どんな危機でも不死身で、しかもやさしい好青年。今の漫画とかアニメだったら裏があったりする悪役の表向きの顔、みたいなやつなんですよ。ミスター完璧。絶対、今、そんなやつ主人公にする漫画もアニメもドラマも映画もないよね。たぶん。
あとウルトラマンとか怪獣が、なんか思ったより強くなかった。ウルトラマンの強さも科学特捜隊と比べて圧倒的に強いというわけではない気がする。怪獣も科学特捜隊とか人類が万全の体制を整えて頑張れば多少の犠牲は出るにしても、ほとんどの怪獣は撃退できたと思うぐらいの強さ。実際、かなり人間の力で倒したり、弱らせたりしてるし、アラシの「一度でも科特隊が怪獣に敗北したことがありますか!」という自信ありすぎのセリフも、一応、理解できるぐらいには強い。でもハヤタ墜落しすぎ。5回ぐらい墜落してる。普通、ほんと死ぬ。「ハヤタ!生きてたのか!」とかで済むレベルじゃないよ。
気になったのは12話ぐらいまではイデ隊員が「ハヤタがウルトラマンじゃないだろうか?」って思ってたのに、いきなり気にしなくなったこと。ハヤタ=ウルトラマンっていうのがバレるっていうシナリオの伏線だったけど実際には使わなかったって感じなのかな。
ストーリーはウルトラ兄弟シリーズでは第一作だったにもかかわらず、ありとあらゆる可能性を模索していて、すごい面白かった。ウルトラマンも戦うだけじゃなくて人命救助とか火災消化とかいろいろ活躍してたし、科学特捜隊ウルトラマンがジレンマに陥って、仏式で怪獣供養したりとか、善良な怪獣がいたりとか、ウルトラマンが勝てない敵や、攻撃されたらされるほど強くなる敵、ものすごい重い敵など、ほんとすごいパターンが豊富で面白い話が多かった。

                                            • -

K-1みのがした。
チェ・ホンマン勝ったらしい。次はシュルトさんと巨人対決してほしい。

                                          • -

短文コンテスト3の開催が危ないという噂
http://fresh.zombie.jp/tanbun/


開催者のnさんが9月5日ごろから更新やらメールの返信やらを、どうやらしていないようで、参加締め切り日までに参加を表明した人のところにもメールが行ってなかったりとかして、すごい開催が危ないのではないかとささやかれています。誰か何らかの解決できる方解決してください。
正直、参加者にはトップでのリンクが義務付けられており、これもいつはずしたらいいものか困っています。

                                      • -