近藤隆夫「すべては敬愛するエリオのために 〜グレイシー一族の真実〜」
エリオ・グレイシーはすごい。とにかくこの人がいなかったら、今のブラジリアン柔術も、UFCも、PRIDEも存在してなかった。
エリオ自身、小柄ながら強かったし、寝技の技術を改良、体系化したというのがすごい。自身の強さを息子たちに継承させることもできた。
UFCは、グレイシー一族のホリオンがグレイシー柔術、最強の証明に始めたことだし、今の総合格闘技じゃグレイシーは最強なのかは分からないと思うけど、これだけ柔術の技術が研究される必然性があったということに関しては、グレイシー柔術の勝利なのではないか」
っていう内容の本です。説得力はあったし、けっこう客観的に書かれてたので良かったです。確かにこれだけ実績があるのに、どこ行ってもなんか風当たりが強い気がする。
初期UFCのダイジェストを見たんですが、あの頃のホイスは輝いていたよ・・。大晦日とか問題じゃなかった。結局、ホイスは最初の吉田戦は失神してたのか分からないけど、そもそも「腕折られるか殴られるかしたら失神してても起きて戦えるから勝手に止めるな」とか言いだす人だからなぁ。まぁ、結構口だけのところもあるんですけどね。ただホイスは一番多く強敵と戦ってるし、その分、一番弱い部分も見せても仕方ないじゃない。
吉田はホイスに胴着を脱がしたのはすごい。猪木からアゴを削り取ったようなもんだ。