破見てきた。


エヴァンゲリオン直撃世代(テレビ版から劇場版ぐらいまでの期間と中2だった期間がかぶっているという意味で)だったので複雑だなー。
とりあえずあれが1000円ちょっとで見られるっていうのはお得すぎだろ、というぐらいはよかったです。


とりあえずテレビ版の100倍ぐらいは金が動いてたんじゃないか、という感じで映像すごい。
去年ぐらいから度肝をぬかれるぐらいCGというのが増えてきてうれしいです。(他にはトゥインクルベル*1というメーカーのCGアニメはすごいと思う)
まぁ、テレビ版でもあさりよしとお使徒のデザインやってたり、今回もOKAMAあたりちゃんと連れてきてるあたりはすごいと思うけど。
そういう意味ではガイナックスってずっとインディーズみたいな感じでやってきてたし、アマチュア要素の残っているお祭りだなー。


内容に関してはこんな感じでしょう。序が試合開始のゴングなら破はジャブ程度の内容だと思うし、真価が問われるのはここから先かなー。
ガンダムウルトラマンを見て育った世代は果たしてそれを超えられるのか、俺らの世代は更にエヴァを超えられるのか、っていう部分は気になる。
正直、同じぐらいのエネルギーと金かけてターンエー作ったらそっちのが面白いかもしれないし、初期ウルトラシリーズをちゃんと超えられるのか(エヴァンゲリオンの比較対象としてはガンダムよりもむしろウルトラマンのほうが適切だと思う)(ガンダムというかトミノを継承した人間は未だにいないと思うし)
そういう意味ではずるいんですよね。ガンダム見て、ウルトラマン見て育った世代がこれ作ってるわけだから。松本人志大日本人なんかはそういう意味ではつらいわけですよ。エヴァンゲリオン見て育ってない世代の人間が映画とってるわけで。
だって大日本人エヴァンゲリオンも究極の話、ほぼ一緒ですからね、内容。エヴァだけものすごい評価されてるのはちょっとなあ。
自分たちの世代にしか作れない、というフィールドで勝負するっていうのはある意味ずるいなー、と思うけど、そんなこと言っても仕方が無いし、チャンスがあれば俺らは俺らの世代にしか作れないものが作っていくわけですから。
まぁ、そういう感じでちょっとは頑張ろうかなーと思った。

*1:ティンクルベルの間違えでした。追記