餓狼伝(21) (イブニングKC)

餓狼伝(21) (イブニングKC)

わたしが「大先生」をつけて呼ぶ漫画家は、たとえ冗談じみていたとしても結構少ない。板垣恵介はその数少ない漫画家で実際とてつもない天才であると思う。
この餓狼伝に関してもバキと平行して描かれたとはとても信じがたいほどの別種の空気がにじみでていて、同じジャンル、同じ作者、同じスタッフが描いたとはちょっと信じがたい。
どういう組織構造でどう作ったらこういう差が出るのか気になるなあ。結構同じような感じでやってるはずだけど、何かを意図して、差を決定的にしてる気がするけど、その何かがわからない。コマ割り?感覚的なものかなー。
あと、なんとなく烈海王マジで殺されるんじゃないかと思ってるんだけど、さすがにそれは無いかなー。