PRIDEを下北のバーで見てきました(以下ネタバレあり

今日もさいたまスーパーアリーナにワイルドボーイズが響く。


PRIDE見てきました。本当にすごかった。休みを取って見に行ってよかった。すごいトーナメントだった。
ミルコの入場曲が流れると同時に俺は泣いてしまっていて(いつものことなんだけれど)、シウバがあの左ハイで倒れる時、俺も俺以外の人もみんな興奮のあまり叫んでいたんだと思う。
ジョシュとノゲイラの試合も信じられないぐらいすごくて、完全に極まったと思った腕十字をジョシュが返せば、ノゲイラもサブミッションから抜け出す。体全体を使った寝技勝負は本当に見ていて面白かったし感動した。
結果は判定にゆだねられることになったのだったが本当にどちらが勝ってもおかしくないぐらい両者、強かったし、お互いの強さを譲らなかった。ジョシュはこの試合を制し、決勝へ。ノゲイラヒョードル以外の選手に初めて黒星を喫することとなった。
そして、決勝。もう何も言うまい。無冠の超人、ミルコ、ついに戴冠。圧倒的だった。
ミルコほど圧倒的な強さを見せる選手はいないだろう。しかし、ノゲイラにも負け、ランデルマンにも負け、ハントにも、そしてヒョードルにも負けた姿を見せている。それも情けない形の負けも決して少なくはなかった。それでも「ミルコは圧倒的に強い」という印象は無くならなかった。弱いと思われる度に、また新しい強さを俺たちに見せてきたからだ。敗北の後、ミルコはいつも圧倒的強さを取り戻してきた。そして、遂に無冠を返上し、優勝。
表彰式、あのミルコが泣いていた。そしてファンも他の選手もみんな、9月10日のその日、32歳になった新しいチャンピオンにhappy Birthdayという言葉を贈った。
しかし、その場所にヒョードルはいなかった。ちょっとヒョータン!ほんとこの先、どうなるの!気になるよ、バカ!