アイハラ氏*1が主演をするというので東京P.R.Oの「mamoru」という公演を見てきた。アイハラさんが「一言でいうと最終兵器彼女ですよ」と言ってたけど、本当に最終兵器彼女だったことに驚いた。AKIRA要素もあったけどオマージュと言ってもいいぐらいのものだった。まぁ、プログラムにも「最終兵器彼女を買って・・・」みたいな話書いてあったぐらい。
正直、「なんか時間足りなかったんじゃないのかなぁ」と思ってしまったというか、私の考えている東京P.R.Oのポテンシャルから考えてみると何か粗かったと思う。
ストーリーに関しては、これ難しいなぁ。最終兵器彼女(俺最後まで読んでないけど)というのがミリタリー関係だとか戦争ということからリアリティをあえて排した物であって、リアリティが排してある以上、最終兵器彼女というのは物語よりも詩に近いと思う、本質の部分では。この舞台が詩か物語かで言うと、物語に近い。そこんところが一番最終兵器彼女との差を感じた部分だなぁ。戦争にリアリティを持たせないのとリアリティを持たせるのではリアリティを持たせる方が難しい。そう考えるとガンダムってすごいなぁ。というか普通にスケールの大きい話できるというのはいいなぁ。
この前の同人誌で僕が書いた小説も「最終兵器彼女系」にもしかしたらカテゴライズされるのかもしれないけど、本来のアイデアよりもものすごいスケールダウンさせて書いたからなぁ。スケールでかい作品をちゃんと作らないとなぁ、俺は。