ゴング格闘技感想その2。

秋山成勲の話。秋山という格闘家は、日本に帰化した在日コリアンであったが、先月のHERO'S韓国VS世界対抗戦では韓国軍として名前も韓国名で登場した。
この件に関しては日本でも韓国でも話題になった。秋山の対戦相手の奥田は日本人であるが韓国在住の選手で、韓国にもファンが当然たくさんいる。現在は日本に帰化したコリアンが韓国人として出場し、韓国にホームを置く日本人が世界代表として出場するという奇妙なことになった。これをゴングでは「ねじれ現象だ」と書いていた。
その上に、同じような身の上の金原は韓国軍に入ることを拒否して日本名で参戦。カードのほとんどが韓国VS世界の中で、あえて普通の試合として行われたのである。これは秋山と対照的な例だ。
要するにこれ、何が問題かというと、難しい。しかし、確かに何かが気になるのである。しかし、格闘技板のある書きこみが、この気持ちをすっきりさせてくれた。
「秋山は帰化を軽く考えすぎている」
あー、そうそう、こういう感じだわ。軽く考えてるんじゃないの、って俺は感じたんだな、というのが分かった。実際、これはすごく違和感があることだ。在日コリアンにとって帰化って軽いものじゃないらしいから、すごい気になった。
まぁ、だから何だって話じゃないんですけどね、ゴング格闘技読んでたらそういう記事あったってだけの話なので。

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