紀行文 浮谷東次郎「がむしゃら1500キロ」「俺様の宝石さ」

谷東次郎。浮谷東次郎ってのは要するに20世紀戦後若者世代の象徴だと思う。15歳で東京大阪間バイク一人旅、アメリカに単身乗り込んで生活、アメリカ横断の旅、そしてレーサー。そういう今では定番にさえなってしまったようなことを戦後の初期の段階にやってしまった上に早死にしてしまったという伝説的な男。とりあえず文章が面白いです。アウトドア実践文系とでも言えばいいのかなぁ。
ちなみに「ゲートキーパーズ」の主人公とヒロインの浮谷と生沢っていう苗字は浮谷東次郎とライバル生沢徹からとったものっぽい。そんなホントどうでもいいトリビア