味いちもんめと新味いちもんめの比較。
原作者の死によって、新味いちもんめになったわけですが、新味の方の評判は、旧味のファンからはよくないイメージ。これはなぜか?
そもそも、私の持論に「料理漫画にはずれなし」というのがありますが、なぜはずれがないかというと、パターンがものすごく確立されているのが料理漫画だからです。パターン通りにやれば70点ぐらい取れる。それが料理漫画。*1
料理漫画には大きく分けて2つあります。「料理人情マンガ」と「料理追及マンガ」です。
「料理人情マンガ」は、素材や調理法の特徴を人情話とからめたものがメインになっているマンガです。「おれもこの鮭のように川の流れに逆らってやるぞ」みたいなのとか「この料理にはこんな深い意味が・・・」みたいなのですね。
「料理追及マンガ」は、だいたいが料理人の成長物語です。味とか職人としての追及とかをします。最近人気のバンビーノとかは追及マンガに分類されます。
まぁ、長期連載になると人情物と追及物が両方入ったりとかしてきます。美味しんぼとか寺沢大介の漫画とかそうです。ところが味いちもんめシリーズの場合、旧味いちもんめが極端な人情物なのに対して、新味いちもんめが極端な追及物なんですね。だから全然別のマンガなんですよ。まぁ、そりゃファンの評判もわかれるっていう話。

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大宮に移転した鉄道博物館に行く、という内容でタモリ倶楽部やってます。行きたい。
しかし、オープンしたばっかなので、絶対混んでるだろうし、忘れたころに行ってやろうと思っています。

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テレビドラマ「モップガール」なかなか面白い。テレビドラマにしてはあたり、って感じです。でも、毎回同じような話になりそうなんで、毎週は見ないなあ。

*1:トンデモ料理漫画というのはまた別のジャンルだと思ってください。