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馬超の小説。なかなかそういうピンポイントな三国志の小説は無いので買いました。PHP文庫には三国志武将伝記シリーズがあるらしいのでこれからも読んでいきたい。
この本を読んで自分の中の馬超像というのは相当変わりました。馬一族というのがいて、結構その中で育ったイメージがありますが、家族運が悪い馬超というのは以外。親父にいきなり殺されそうになり、様々ないきさつの末、家族を失い曹操にゲリラ戦を続ける孤独な男。
内容は結構衝撃でしたが、特に馬超の嫁(ガラス玉つくりが趣味)が死ぬシーンが壮絶でありました。


馬超の嫁「裏切ったのね!」
裏切り者「そうよ!あなたとガラス玉なんか作ってたのは偵察なのよ!武将の嫁ともあろうものが、ガラス玉つくりなんて何の役にも立たないことをやるなんて気にいらなかったのよ!」
馬超の嫁「ひどい!」
裏切り者「あなたの作ったガラス玉はこうやって使ってるのよ!」
(下半身丸出しになりケツの穴からガラス玉を噴出)
裏切り物「なつめの汁を塗って、ケツの穴に入れると便秘がすぐ直るわ!」
馬超の嫁「・・・!」
(ケツの穴から出したガラス玉をそのまま放置して去っていく裏切り者)→ 馬超の嫁、斬首


という感じのシーンがありまして、そのむちゃくちゃさにびっくりしました。ある程度事実なんだろうけど!裏切り者(女です)がガラス玉をケツから出すとか漫☆画太郎じゃないですか!しかも、その後、殺すっていうひどさ!『まさに外道!!!』じゃないですか!そういうインパクトがあった小説でした。