4月のことば

4月のことば

残像カフェのセカンドアルバム。3月のシーンという曲を、卒業した先輩が好きで「絶対卒業公演はこれつかう!」ってずっと言ってた。で、ほんとに使った。映像を編集したのは俺。前日ぐらいに「この曲に乗せて俺たちが感動するスタッフロールを作って!」という指令を受け、一日で4年分の思い出ビデオをチェックしたりして、いいシーンを集めて、いちおうちゃんと音楽にもあわせて編集した。でもパソコンの限界を超え、動画がガクガクだった。あー、あの人たち卒業しちゃったんだよなぁ。もう半年か。
まぁ、思い出はさておき、残像カフェは特殊なバンドである。バンドにはバンド固有の音っていうのが大体ある。たいていのバンドには「あ、これはくるりのギターだ」とか、がんばって聞いたらわかるぐらいの特徴はある。そうしてその特徴こそがプロの技であり、必殺技なのかもしれない。とにかバンドサウンドには作曲者の好みや演奏者の技術の幅に限界があるからなのかどうかは知らないけど、とにかく特徴がある。残像カフェというのは、その固有の音を方向性も豊かにたくさん扱っているのである。要するに必殺技が多い。だからすごい幅広い音楽が楽しめてラッキーだし、名曲も多い。