劇場版ターンAガンダム1 地球光

ヤヴァイよ、これ!とりあえず冨野、超神!正直、すごすぎる!驚愕ですよ!今まで見た映像作品の中で一番面白いかもしれん、と思ったもの!
テレビ版の8倍ぐらいの速度で話が進んでるのでテレビ版見てたり設定をある程度理解してる人が見ないと意味がわからないと思うけど、やっぱ冨野は天才だということが判明した。
日本のアニメ監督というと宮崎、冨野が二大巨頭で間違いないところだと思うんですが、映画という敷居の高いジャンルに固執しながら最もポピュラーかつアカデミー賞まで取ってしまったアニメ監督である宮崎。それに対し、テレビというポピュラーなジャンルを舞台にし、ガンダムという存在を日本人の遺伝子レベルまで叩き込んでいながら、今いちマニアックなアニメ監督である冨野。
なんとなく「宮崎さんは大衆受けするために全部さらけ出してないよね、そこが駄目なんだよ。だから俺のがすごいよ」的なオーラと屈折感をかもし出してる気がする冨野なわけですが、あながちその自信も嘘じゃねぇな。
ターンAガンダムは、ある程度、宮崎アニメを意識して作られてる。か、どうかは知らないけども、ジブリ的要素があるよね、これ。少なくとも著書「ターンAの癒し」のタイトルから一目瞭然なんですが「癒し」的要素を意識して作られてるわけですよ。で、そこもちゃんと成功してるわけで、僕が思うに冨野はハウルの動く城とか作れるけど、宮崎はターンA作れないと思う。でもやっぱ冨野の方が面白さが解りにくいと思う。まぁ、俺が楽しめたら何でもいいんですけどな!
とりあえず後編「月光蝶」も超楽しみ。