新井英樹「SUGAR」1〜6巻。
新井ワールドとボクシング漫画のポップさがマッチして、いいですね。まだデビュー戦もしてないし、先が気になるなー。
新井英樹は作家としては、正直、苦手。すごいけどアクが強すぎて。エレカシ好きの漫画家としては松本大洋と対極の位置なのかな。違うか。

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原作・夢枕獏 画・板垣恵介餓狼伝」1〜14巻。
面白いし、すげーな。まぁ、これを超えるのは難しいなぁ。執念がすごい。サクラ編とか、漫画史に残るもんだと思う。格闘漫画最強コンビかも。
主人公の影が異常に薄い上に、マガジンのBOYとなんか矛盾してる気が・・。
あと梶原一騎か、お前ら。と思ってしまった。まぁ、これだけの実績を残しても未だに梶原一騎の足元にも及んでないと思うけど。あそこの兄弟は化け物だからなあ。
で、いくらなんでもグレート巽松尾象山が強すぎる。グレート巽なんか絶対部屋にライオン飼ってるよ。
猪木はアリ戦だけでも評価できるぐらいの格闘家だし、牛殺しも実際は草食ってる牛を寝かしただけみたいだけど、それでもすごいよなー。柔術とか総合格闘家が出てくる前は実際、強いって言ったら、空手、柔道、プロレス、ボクシングぐらいしか名前が出てこなかったらしいし、当時としては強かったんだろうねー。
というか、長田と永田のギャップが・・・。永田も弱いわけじゃないとは思うが、近代格闘技がここまで発達したら、プロレスラーじゃ辛いと思う。
そういえば「男の正座」が中巻が売ってたなー。先輩が買いそう。あれを読んだら梶原一騎が並の人間ではないということが分かる。(いろいろな意味で)
では、上巻の名シーンを再現したいと思います。
まき「ばいたつって誰だい?ラブレターでも書くのかい?」
一騎「馬鹿!これは、ますたつって読むんだ!」